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「ブリッジ」と「入れ歯」の比較
「歯を失ってしまったけれど、あごの骨にインプラントを埋め込むのは嫌だ。ブリッジか入れ歯か迷っている。」といったケースも少なくありません。もちろんそれぞれの治療にメリットとデメリットがありますので、比較してみましょう。
ブリッジ治療
ブリッジでは、歯を失ってしまった場合に、歯を失った部分の両隣りの歯を大きく削って土台（支台歯）とし、その支台歯と支台歯を、歯の無い部分をまたいで、まるで橋のように連なった被せ物を被せて連結する治療方法です。
メリット
デメリット
入れ歯の場合はどうなのか？
入れ歯の場合、ブリッジとの決定的な違いは「取り外し可能」な点にあります。取り外して洗うことが出来るため、清潔に保つことが可能です。
「インプラント」と「入れ歯」の比較
インプラントが良いと今の歯医者で言われたけど、正直、あごの骨に金属を埋め込むのは怖い。」「インプラントと入れ歯で迷っている。入れ歯は不便なのではないか。」といったことでお悩みの方も少なくありません。やはり、それぞれの治療にメリットとデメリットがありますので、比較してみましょう。
インプラント治療
インプラントは歯を失った部分の審美性、機能性を取り戻すために行う治療法です。主に「チタン」という種類の金属でできた、ネジのようなものを、あごの骨に埋め込む手術をします。このチタン製の「人工歯根」があごの骨と結合するのを待って、上部構造である、土台であるアバットメントと人工の歯をフィクスチャーというネジで固定します。
メリット
デメリット
デメリットとしては、「あごの骨に金属のインプラントをドリルで穴を開けて埋め込む手術が必要になる点」そして「手術にともなうリスクがあるということを納得する必要がある点」この部分に対してご不安になられている方も少なくないようです。
また、治療後の維持管理の部分の不安＝インプラント周囲炎についてがあげられます。もしも歯周病のような症状＝インプラント周囲炎になった場合、歯周病よりもずっと進行が早く、インプラント脱落の可能性もある点があります。
その他、手術の失敗についてテレビで見たことがあり不安といったケースがあります。
これらの点からも、レベルの高い術者を選ぶことと、治療後のメインテナンスやご自身でのプラークコントロールを継続し続ける点が大切となります。
あとは費用面でしょう。多くの歯を失っている場合、それだけ費用も嵩みます。1本は平均的に40万円くらいのケースが多いため、6本となると240万円といった具合です。
もう一つ問題になるケースは、糖尿病を患っていたり、骨粗しょう症のお薬を服用していたり、心臓、血圧、その他の持病があるケースです。このような場合には、インプラント手術が出来ないことがあります。
このようにインプラント治療では、ご自身の年齢や、健康状態、費用面、優秀な術者選び、維持管理、全てを最大限理想的な形で行う必要があるといえます。
入れ歯の場合はどうなのか？
入れ歯の場合には、まず外科手術は一切必要ありません。基本的に糖尿病などの持病があり入れ歯を作れないという事もまずありません。
デメリットとしては、合わない入れ歯を作ってしまうと、「痛い・噛めない・外れやすい」といった不具合が出ることがある点があげられます。この点は入れ歯の得意な歯科医師を選ぶことで、大きく変わってきます。入れ歯の得意な歯科医師と出会い、自由診療にはなりますが質の高い入れ歯を作れば、入れ歯は安定して、何でもおいしく食べれるようになります。
